汚泥ピット清掃工事

三美興産の業務内容をご紹介しています。
本日の作業内容は、汚泥ピットの清掃工事です。
 
 

深さ2メートルほどあるこちらのピットは、某社の油水分離槽の一角です。
一年ほど放置していたため、ご覧の惨状になってしまいました。
ダンプ車の洗車をするため、必然的に泥の溜まりやすい槽ではあるのですが、
このままでは機能に支障を来す恐れがあるため、早急に清掃をする必要があります。
 
 

もはや地上に露見していますが、念のため酸素濃度を測定します。
タンクやピットに入槽する前には、必須の行程です。
硫化水素が発生していてはいけませんので、やはり念には念を入れる必要があります。
当社のスタッフは、全員が酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習を受講済みです。
 
 

吸引には、風量70㎥の特殊強力吸引車を使用します。
一気に吸い込みたいところですが、汚泥が固く、なかなかスムーズに行きません。
こうなると、水屋道具を使って、少しずつ崩しながら吸わせて行くことになります。
 
 

底面が見えてきました。送風換気を行いながら、スラッジを回収して行きます。
夏期は特に熱中症に注意しつつ、酸素濃度・硫化水素の測定は常に行い、
それらは専用の用紙に、記録として残しておく必要があります。
 
 

スラッジの除去を終えたところで、ようやく水洗いの工程に入ります。
高圧洗浄機を使って、槽内の汚れや油分を徹底的に洗い流します。
槽内で作業する際は、地上にも必ず監視人を配置しなくてはいけません。
 
 

最後は、水切りで仕上げて・・・
 
 

清掃完了。見違えるように綺麗になりました。
作業を緩和するためにも、定期的な清掃を心掛けたいものです。
 
 
 
三美興産では、各種ピットの点検・清掃を行っています。
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